McCORMACK Preamplifier （ LINE DRIVE TLC-1）

一度じっくり聞きたかったプリアンプです、入手時は何の問題もありませんでしたが整流回路の過電流？が原因で当該コンデンサ周りの基板が少し焦げていましたので電解コン4本と整流ダイオード4本を交換しました。約半年楽しみました。

英文の取説がありますが、このアンプの特徴を私なりに整理してみました（使用経験）。

0. 内外とも綺麗です。
1．回路はシンプルで信号の通過する距離が短いです。
2．切り替えSWやVRはカスタム品？ 操作感はカチッとして精密感があります。
3．出力はPASSIVEとBUFFERDの2つです、PASSIVEは電気回路をバイパスして入力の信号をVR経由で出力します、ですから電源に接続しなくても所謂パッセブプリアンとなります。BUFFERDは電子回路を使います、特徴があります、増幅度は0dbですので増幅度ゼロです。2つの出力の違いはよくわかりませんが、個人的にはBUFFERDの音が好きですが友人はPASSIVEが良いとのこと。

余談：パワーアンプ（GAS AMPZILLA)、英国製のプリメインアンプのトラブルのメンテナンスをしました。
いずれも修理依頼でしたが原因は出力端子の短絡（両機とも端子間が狭く、大きすぎるYラグ、ケーブルのヒゲ接触、、）が原因と推測しています、大体のケースで出力トランジスタが焼損し被害は色なところに及びます。欧米のアンプの多くはワイヤスプリングリレーの保護回路が付いていませんので出力端子の扱いには細心の注意が必要です、このことはプリアンプでも同じで、本機も何らかの原因で出力端子を短絡したのではと推測しています、プリアンプはエネルギーが小さいのでパワーアンプのように大事故にならないのだ思っています。

xvpbvx xvpbvx （2021年 12月 11日 7時 39分 追加）元箱と専用梱包材があります、安心して運送できると思います。 xvpbvx （2021年 12月 17日 11時 57分 追加）説明文の修正です
”BUFFERDは電子回路を使います、特徴があります、増幅度は0dbですので増幅度ゼロです”

上記は現在テスト中の他機のことを書いてしました、上記を以下のように修正させてください
BUFFERDは電子回路を使います（他のプリアンプ同様です）、取説には増幅度の記述はありませんが、以下の記述がありあます
input impedance：13K
Ω buffered output Impedance 250
Ω passive Impedance varies with Volume setting

英文の通り記載しています、念のため日本語は以下です
入力抵抗：13K
Ω 出力抵抗：250
Ω パッセブ出力：ボリュームの位置によりかわります

ご迷惑をおかけいたしました、よろしくお願いいたします。